温度計センサーを取り付けるポイント

HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の第一歩

HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を始めるためには、最初に業種に合った手引き書を探すことから始めるのが最適です。改正された食品衛生法の第51条2第2項には、営業者は厚生労働省が定めるところにより公衆衛生上必要な措置を定める、これを遵守する旨が記載してあります。ですが、小規模事業者の場合はこの内容は少なからず負担が生じることになり、特に個人経営の小さなお店などは定め通りにできない可能性も出て来ます。このようなケースで役立つ存在になるのが、業界団体により「作成が行われ厚生労働省の認可を得ている手引き書です。

厚生労働省の公式サイトにアクセスを行いHACCPのメニュー(ホーム→政策について→分野別の政策一覧→健康・医療→食品→HACCPの順にアクセス)にある、食品など事業者団体が作成した業種別の手引き書を使えば良いわけです。業種別手引き書は、事業者が衛生管理や取り組む際の負担を減らす目的で作成したもので食品関係団体が原案を作り厚生労働省からの認証を得ているなどの特徴を持つ書類です。ちなみに、厚生労働省のサイトには大規模事業者向けのHACCPに基づく衛生管理のための手引き書もありますが、食品加工や製造に従事する人の数が50名未満の場合は小規模事業所に該当するので、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引き書を使う必要があるので、利用するものを間違えないようにしましょう。なお、利用する側の業種や業態に合うものをページ内から見つけて、その内容をしっかり読むことから始めます。

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